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全国社会人サッカー選手権大会の謎 [独り言]

日本フットボールリーグ(JFL)、それは、日本のアマチュア
サッカーのトップに位置するリーグで、日本のプロサッカー
リーグである、Jリーグへの、登竜門でもある。

いつかはJリーグで、と思うチーム/クラブは、今のところ、必ず、
JFLに入って、上位成績をおさめなくてはならない。

JFLに昇格するには、年末近くに行われる、「全国地域リーグ決勝大会」
(地域決勝)で、上位成績をおさめなくてはならない。

つまり、Jリーグをめざすチーム/クラブは、とにかく、“地域決勝”に
出場しなくてはならないのです。

その、“地域決勝”に出場する為には、3つの方法があります。
・日本の9つある地域リーグで1位になる(9チームに出場権)
・JFA優遇措置を承認された1チームになる(1チームに出場権)
・「全国社会人サッカー選手権大会」(全社)で基本的に1位か2位に
  なる(2チームに出場権)

地域リーグで1位になる、のは、これは、そのまんまなので、所属
する地域リーグで、必死こいて、1位になればいい訳です。

JFA優遇措置を承認された1チームになる、のも、何をもって
優遇措置されるのかは、自分にはよくわからないのですが、なんか、
対象チームになれば、いい訳です。

3番目の“全社”で、基本的に1位か2位になる、というのが、自分と
しては、よくわからない出場条件で、なんとなれば、“全社”に出場する
チームは、すでに、“地域決勝”出場権獲得済みの、地域リーグ1位に
なったチームや、JFA優遇措置を受けたチームも含むからです。

“全社”は、トーナメント形式の大会で、まぁ、運も実力のうちとしても、
基本的には、強いチームが勝ち上がる訳です。
例えば、地域リーグ優勝したチームとか。

極端な話、“全社”のベスト4が、すでに“地域決勝”出場権を持っている
地域リーグ優勝の4チームという事もある訳で、じゃあ、その場合、
2チーム分の、“地域決勝”出場権は、どうなるの?

自分は、単純に、ベスト8まで、枠をひろげて、その中から、2チームを
選ぶんだと思っていたのですが、それが、違うんですね。
いきなり、“全社”に出場している事は、全く、意味がなくなってしまうの
です。

行き先を失った2チーム分は、なぜか、地域リーグの2位に、振り分けら
れてしまうのです。(サッカー人口の多い地域優先っぽい)
なんでー?

Jリーグに入るかどうかは別として、アマチュアサッカーのトップで
あるJFLには、入りたい、というチームは、少なくないと思うんですね。
だから、“全社”に出て、JFLへの挑戦権である、“地域決勝”出場権を
得よう、という発想って、普通にありだと思うんですね。

なのに、ベスト4に入れなかったら、“全社”に出ていない、地域リーグ
2位のチームに、“地域決勝”出場権が行ってしまう。
じゃあ、“全社”に出場する意味って何?
どうしてそこで、出場権が、地域リーグにまわってしまうのかが、自分には、
さっぱりわからない。

“地域決勝”出場権を得る事を目的にしているチームだったら、地域リーグで
1位になれば、もう、“全社”に出る必要はない訳です。
確かに大会で優勝する、という事は、名誉ではありますけれど。
本当に、“全社”に出場する意味って何?

せめて、“全社”で優勝したら、JFL昇格、みたいな、ご褒美があれば、
わかるんですが、Jリーグが出来る前から、こういうシステムで、それを
そのまま、惰性で続けている、とかなんですかね?

もちろん、いつもは対戦する機会のない、別の地域のチームと戦える、とか、
“全社”に意味が全くないとは思いませんが、JFLを狙うようなチームに
とっては、どうなのかな?、と、疑問に思った次第です。

ちなみに、第46回全国社会人サッカー選手権大会では、ベスト4に、カマタ
マーレ讃岐(四国/香川)・S.C.相模原(関東/神奈川)・AC長野パルセイロ
(北信越/長野)の、すでに“地域決勝”出場権を持っている3チームが入った
為、同じくベスト4入りした、福島ユナイテッドFC(東北/福島)に、“地域
決勝”出場権の1つが与えられ、残りの1つの出場権は、関東リーグ2位の
チームに与えられました。(2010.10.20.現在)
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