SSブログ

今泣いておく [独り言]

移動中に住宅街の中を通ったら、消防署ご協力と思われる防災訓練を広場でやっていまして、いつもならその広場を突っ切るのですが、仕方なく、広場にそうかたちの道に迂回しつつ、なんとなく訓練の様子を見ていたら。

スモークテント、中が煙で一杯の、火事の時の模擬環境になっている奴、あれが設置されていました。

記事「簡単に出来る一つの防災訓練」で自分が体験したのは、中に壁を模したものがあったりしましたが、その広場のは、入り口から3、4メートルぐらい直進すると出口のもの。

丁度、小学生の中学年ぐらいの子がトライするところで、テントの入り口前で待っていて、しかし消防署のかたがテントの入り口をはぐって、「姿勢を低くしたほうがー」「真っ直ぐ進んでねー」みたいに促した時点で、その子は大泣き。

あー…
あれは泣いても全く不思議じゃない。
想像していたどころじゃなく見えなくて怖いもんなー…

その子が泣き出した時点で、出口側の消防署のかたが、出口を覆っているテントをはぐって、入り口側とのお二方の、頑張れ、真っ直ぐ進めの励ましで、その子は泣きながらも煙の中を突っ切ったらしい、泣き声と、消防署のかたの、よく頑張ったなーの声を耳にしながら、自分はその場から遠ざかっていきました。

あの体験があの子の、万が一の時の力になるのか、トラウマになるのかはわかりません。
ただ、泣くなんて弱虫、みたいな文脈で語る奴がいたら、断固闘ってやる!

下のほうが煙が薄いから姿勢を低くして、なんて知識が吹っ飛ぶあの怖さは、ある程度の年齢のかたは、体験する機会があったら体験しておく事を強くおすすめする次第です。

そして体験者の状態に臨機応変に対応される消防署のかたがたには敬意を表します。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。