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世界が固唾を呑む時 [独り言]

屋外。
人混みの中。

突然、あちこちから、緊急地震速報を告げる音。

ふいに。
周囲から音が消える。

車の走る音ですら、小さい。
あらゆるものが、何が起きるのかを、待ちかまえる。
そんな気がする一瞬。

前に、テレビで、緊急地震速報を流す装置の、モニターさんの
お家だったか、実験だったかを、放送していて、それを見た時は、
まぁ、正直なところ、地震の直前、数秒前とかに、地震が来る
事がわかったところでなー…、というような、感想でしかなかったが。

東日本大震災が起きてから、緊急地震速報は、残念な事に、大変、
身近なものになった。

例えば家の中、速報を告げる音を聞いたら、火を使っていたなら、
消して、すぐに避難路を確保する、そんな動きが、身について
しまった。

揺れを感じても、速報がなかった、だから大丈夫、今では、そんな
判断基準にすらなっている、緊急地震速報。

もちろん、速報が出たけど、ほとんど揺れなかった、とか、
速報が出た事が、わかる環境にいなかった、とか、万能では
ないのだけど、自分は、すでに頼みにしている。
テレビで見た時、意味、ないだろ、と、思って、すまなかった。

もっとも、出来れば、こんなに近しい存在に、なってしまわない
ほうが、よかったのですけれども。

とはいえ、速報が出た事がわかる環境にいて、大きめの揺れが
きて、でも、速報、出なかったから…、と、思う間に、速報が出ると、
という事は、震源が近い、揺れ、大きい!、あわわわ、状態に
なったりして。

揺れを感じたら、動けるなら、避難路・避難場所を確保。
頼りすぎは禁物です。
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