トマトヌーヴォー2014解禁だが野菜一日これ一本派

（敬称略）

　「カゴメ劇場２０１４」、カゴメが毎年、夏休み時期に
開催している、今年で４２回目になる、親子向けのチャリティ
ミュージカルです。

　先の東日本大震災があってから、奨学基金「公益財団法人
みちのく未来基金」（カゴメ・カルビー・ロートが合同で設立）の
チャリティー公演と銘打って続けられている「カゴメ劇場」、
会場の販売物の売上は、全額、基金に寄付されるとの事、募金箱も
置かれおります。

　公演は、２部構成で、１部は、食育がテーマの、今年は、
“ベジタブルSong＆Dance2”、２部は、“ピノキオ”、これは
カゴメ劇場では、初上演？

　第１部は、おなじみのトマトの妖精、緑の野菜の妖精、
黄色の野菜の妖精、さらに今回は、紫の野菜の妖精が参画して、
カゴメのキャラクターと、クイズを交えつつ、歌い踊り、さらに、
踊りの振り付けを一緒に覚えて、みんなで踊ろう、という企画も。

　なので第１部は、保護者の皆様は、お子さんが踊るスペースを
考えて、座られるといいかもしれません。

　公開されているダンスを事前に覚えていくのもよし、会場で
妖精たちが教えてくれる（後半のさびあたりからですが）のを、
真似っこするのもよし、楽しく踊りましょう。

　カゴメ劇場２０１４
　http://www.kagome.co.jp/kagomegekijo/index.html

　今回は、個人的にお気に入りの、トマトの人生を語った歌が
なくて、ちょっと残念。

　第２部の“ピノキオ”は、ピノキオの、うつくしい歌声から
始まります。
　いやー、この歌声は、素晴らしかった。

　自力で動けるようになったピノキオの、しかし、ぎくしゃくした
動きと、サーカスシーンは必見。

　あと、“ピノキオのパパ”ことゼペットさんのクジラのお腹の中での
踊りと、キツヌとタヌキの尻尾使いと、それから、って、あげていくと
きりがないので、招待券をお持ちのかたは、ぜひ、会場でご覧下さい。

　贅は細部に宿る、とでも申しましょうか、その分、舞台の上の
かたがたをはじめ、大変なのだろうなあと、頭が下がる思いです。

　が、一言だけ。

　このご時世ですし、星の女神のビジュアルは、萌え要素あり
でもよかったのでは！？
　だめな大人ですみません…

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