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笛を吹く人 [独り言]

山岸佐知子氏が、JFAの1級審判員に昇格されたとの事、
おめでとうございます!
性別であれこれいうのは、語弊がありそうではありますが、
大岩真由美氏以来の女性の1級審判員、今度の週末の、
第88回全国高校サッカー選手権大会の千葉県大会決勝戦で、
主審をされるそうで、楽しみです。

その昔、テレビ中継のあるサッカーといえば、お正月の高校
サッカーだった頃、準決勝とか決勝とかの中継で、あのテーマと
ともに、高田静夫氏が審判団の中央で、入場してくると、妙に
嬉しかった事を覚えています。
天皇杯とかで笛を吹かれる方が主審で、舞台が国立競技場で、
特別な舞台に特別な審判、そんな環境で試合が出来るなんて、
すごい、(高校生チームにとっては)晴れ舞台!という気がした
ものです。

上川徹氏が、2006年のドイツワールドカップの、決勝トーナ
メント3位決定戦で、主審をつとめられた時は、嬉しかったなぁ。
日本人の審判が、ワールドカップの決勝トーナメントで笛を吹く
なんて、夢のよう!と、思いました。
副審の一人は、廣嶋禎数氏でしたね。

Jリーグが始まって、レスリー・モットラム氏を審判技術向上の
為に招聘したり、スペシャルレフェリー契約制度が出来たり、
世界に比べて遅れていると言われていた日本の審判のレベルが
世界に通用する物になったんだなぁ、と思うと、感慨深かった。

前述の高田氏他の方も、ワールドカップで笛を吹かれていましたが、
決勝トーナメントでではなかったし。
あまりのうれしさに、決勝トーナメント版のパンフレットを取り
寄せて、審判の紹介ページを見て、“日本”の表記を見て、にや
にやしていた思い出が。
ナショナルチームとしての、“日本”は、載っていなかったのは、
アレなんですが。

そういえば、上川氏が、ワールドカップの審判に選ばれるまでの
ドキュメンタリー番組を、テレビで見たような記憶もあります。

サッカーの試合において、審判は、時に、敵扱いされますが、
そして哀しいかな、誤審で試合結果を左右してしまった事に
なる事もありますが、今のサッカーのルールにおいて、審判の
判断は絶対である以上、選手が試合中に執拗に異議を申し
立てたり、ファンやサポーターが、野次を飛ばしたりするのは、
観ていて、残念な気持ちになります。

選手も審判も含めて、一つの試合が作られるというか、選手
だって、失敗する事もあるし、審判だって、失敗する事もある。
もちろん、ルールの上で、試合が成り立つものだから、審判には、
なるべくミスをしないで欲しいけれど、完璧な人間なんていな
いんだし、大きなスパンで見たら、なにやかやで、つまじまは
あうのではないでしょうか。

印象に残る審判の名前を覚えておいて、あ、国際審判員に
ならはった、あ、この大会で審判に選ばれている、というのを、
密かにチェックするのも、自分がサッカーを観る時の楽しみの
一つです。

次のワールドカップでも、審判が、日本から選ばれる事を願って
います。
そしていつかは、日本の審判が、決勝で笛を、なーんて、夢を
見ているのです。
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