祭りの後は後の祭り

サッカー、２０１０年のＪリーグも、１２月４日の最終節を
もって、日程を終了しました。
Ｊ１リーグの優勝は、名古屋グランパス、Ｊ２リーグの優勝は、
柏レイソル、おめでとうございます！

Ｊ１、上位３クラブに与えられる、ＡＦＣアジアチャンピオンズ
リーグ（ＡＣＬ）の出場権を得たのは、名古屋、ガンバ大阪、
そして、勝利する事でしか可能性のなかったセレッソ大阪が、
見事、勝利して、出場権を得ました。
おめでとうございます！　厳しいシーズンになる事は、間違い
ありませんが。

今季、Ｊ１に復帰したＣ大阪が、来年はＡＣＬを戦う、今の
Ｃ大阪の体制で、来季を迎えるのかどうかは、わかりませんが、
勢いに期待しています。

来季、Ｊ１に昇格するのは、柏、ヴァンフォーレ甲府、そして
アビスパ福岡の３クラブ、都道府県すべてに、Ｊのクラブを、
という野望を抱く自分としては、特に九州のクラブが、Ｊ１に
戻ってくるのは、うれしい事です。

そして、Ｊ１最終節で、まだ決まっていなかった、来季、Ｊ１に
残留する１クラブが決まりました。
こちらも、勝利する事でしか可能性のなかった、ヴィッセル神戸
です。
おめでとう、というのは、ちょっと違いますが、やれる事をやって、
得た結果、よかったです。

残念だったのが、ＦＣ東京、勝てば来季のＪ１残留が決まる
試合で、得点すら出来ず、来季はＪ２で戦う事になりました。

最終節で、東京の、Ｊ１残留の鍵を握っていたのは、対戦相手の、
京都サンガ、そして上位順位クラブとの試合の神戸、どちらも、
試合前には、東京より順位が下のクラブでした。

東京は、気持ちのどこかで、京都も神戸も、勝利出来ない、と、
思ってはいなかったでしょうか。
万が一、東京が京都に勝てなくても、神戸も勝てないから、結果
的に、Ｊ１に残留出来る、と。

来季はＪ２で戦う事が決まっていた京都は、ホーム最終戦で、
勝利しました。
勝利しても、東京の結果次第だった神戸も、勝利しました。

今季の東京は、試合終了間際に、結果をひっくりかえされる事が
多く、むざむざ勝ち点を失う事を繰り返していました。
残念な事に、最後まで、修正出来なかったようです。
自分が東京を残念に思うのは、来季をＪ２で戦う事ではなく、
何が原因なのかわかりませんが、どうしてもそう感じてしまう、
気持ちの甘さです。

かくて、湘南ベルマーレ、京都、そして東京は、来季、Ｊ２で
戦う事に決まりました。
最近のＪ２を知らない東京が、はたして来季、どうなるのか、
１年で、Ｊ１に戻る、それは決して、たやすい事ではないし、
選手やスタッフ、クラブも、変わらざるをえないでしょうし。

来季のＪ２は、ガイナーレ鳥取が新加入して、クラブ数が、
偶数になるので、順位がわかりやすくなりそうです。
最近は、ロアッソ熊本の動向に注目しているのですが、この、
シーズンオフで、体制が大きく変更にならなければいいの
ですが。

シーズンオフといっても、一部のクラブは、天皇杯がありま
すし、ユースや女子の、全国大会はこれからなので、サッカー
シーンは、大にぎわいです。
まだまだ、お楽しみは続きます。

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