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シドニー [独り言]

「オージービーフって」
と声の主は、若い、たぶん会社員。
話しかけていた相手に、丁寧語なのは、職場の先輩と後輩と
いったところか、どうやら、昼食に、ステーキランチを食べた、
そのあとらしい。

「オージーってところがあるんですね」

はい?

「オージーっていう動物がいて、その肉だと思って食べてました」

…なんですと?

オーストラリアの事なー、はっはっはっ、って、先輩の人、
ナチュラルに言わないで下さい、そこは、その後輩の人が、ボケたのか
天然なのか、会話が広がるところでは、あれ、そのままスルーで会話は
続くんですか?

いやいやいや、大抵、××ビーフときたら、××は、ビーフを
形容する地名だろ、産地だろ、例外もあるが、霜降り和牛とかな、
あ、和は、日本国の事だから、産地を含んでいるか。
後輩の君は、もしかして、今まで、××と、ビーフだと思っていたのか?

松阪牛のすき焼きは、松阪(という動植物)と牛の入った、すき焼きだと?
讃岐うどんは、讃岐(という動植物)と、うどんだと?
アメリカンコーヒーは、アメリカン(という動植物)と、コーヒーだと?

確かに若い人だと、オージービーフ、という表現は、なじみは薄い
のかもしれない。
一昔前には、結構、テレビのコマーシャルなんかで見た気がするが。
自分が年寄りで食いしん坊なだけですか、そうですか。

それにしても。

オージーって、どんな動物なんだろうなー?、という疑問を抱きながらも、
どうやら、おいしく、その、ステーキのお肉をいただいたらしい、若い君。

君の勇気に乾杯。
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